フルーツ侍、仮面ライダー鎧武デザインを読む [新仮面ライダー考察]
「仮面ライダーウィザード」が事実上の最終回を迎え、新たな次世代ライダーの登場を待たれる今。
ウィザードを継いで活躍するのは 【仮面ライダー鎧武/ガイム】。
青いスーツに2本の刀を携えた鎧武。
鎧武の名前が示すように、鎧武者のような兜と甲冑に身を包み刀を持つ姿はまさに武士。
そしてすでに知られているように鎧武デザインの大きな特徴は、
【果物/フルーツ】を鎧にトッピングしているという前代未聞のヒーローデザインなのです。
兜と胴、肩の大袖部分にみかん/オレンジの皮肌をイメージしたであろう配色、
そして鎧の表面の丸い突起群は鋲(びょう)のイメージも再現しているのでしょう。
鎧+フルーツという、まったく関連性を想像できない要素を、
仮面ライダーという器に盛り込み、またまた斬新極まりないライダーが生まれました。
さすがに仮面ライダー、誰が予想できるだろうかというグレイトなチョイス。
過去にも、桃太郎などの民話と電車を掛け合わせた、
トンデモチョイスだった2007年の「電王」がフタを開けてみれば異例の大ヒット作品になったように、
鎧武もまた、大化けする可能性を秘めていると言えるかもしれません。
さらに鎧武が扱う武器は武士らしく、「刀」。
剣というよりも、あくまで日本刀のイメージに近い刃の武器を持っていますが、
この刀という要素も人気に拍車をかけるであろうものと思われます。
人気作品が名を連ねるコミック誌、週刊少年ジャンプの人気漫画には、
ワンピースやナルトなど刀を振るキャラクタ-がいるという共通点など、
直接的ではないにせよ、刀人気の影響力を考えさせる話はいくつかあります。
刀と特撮で言えば、まだ記憶にも新しいシンケンジャーの例にもあるように、
一定の人気を集めた例があります。
鎧武の持つ2本の刀は連結させて大振りのナギナタとして使えるそうですが、
画面で大きな武器を振り回す、これは映像映えするアクションを見せてくれそうです。
全体的なマスクのイメージはまさに兜。
額を飾る鍬形、頭部左右にある吹返しの造形により日本風の兜が再現されています。
鎧武の面は、最近の主役ライダーでは珍しくはっきり2つ目の複眼ではなく、
みかんの果実をカットした房状のパターンが並ぶ、ゴーグル状の複眼になっています。
どうやらこの複眼パターンは武装する果実のイメージで変わっていくようです。
一見、目立ちにくいのですが、アゴの部分の造形はまさにクラッシャー。
はっきりとした牙状のアゴは「キバ」以来となる仮面ライダーらしさを語る部分となっています。
改めて全身を見返してみると、青×黄色の配色は、
前作のビーストハイパー、前々作のメテオストームに見られた配色ですが、
この色合いは子供ウケがいいのでしょうか。
そうであればこの配色を主役に抜擢するのは自然なことなのかもしれません。
仮面ライダー鎧武には序盤から複数のライダーが登場するらしく、
鎧武以外にもバナナ、ブドウ、メロン、ドングリ(!?)のライダーが紹介されています。
フルーツという素材がいかに作品中で調理されていくのか、鎧武の大きな見どころです。
ここは中途半端に出し惜しみせずに果物でぶっちぎってほしいと思います。
おめもじでした。
ウィザードを継いで活躍するのは 【仮面ライダー鎧武/ガイム】。
青いスーツに2本の刀を携えた鎧武。
鎧武の名前が示すように、鎧武者のような兜と甲冑に身を包み刀を持つ姿はまさに武士。
そしてすでに知られているように鎧武デザインの大きな特徴は、
【果物/フルーツ】を鎧にトッピングしているという前代未聞のヒーローデザインなのです。
兜と胴、肩の大袖部分にみかん/オレンジの皮肌をイメージしたであろう配色、
そして鎧の表面の丸い突起群は鋲(びょう)のイメージも再現しているのでしょう。
鎧+フルーツという、まったく関連性を想像できない要素を、
仮面ライダーという器に盛り込み、またまた斬新極まりないライダーが生まれました。
さすがに仮面ライダー、誰が予想できるだろうかというグレイトなチョイス。
過去にも、桃太郎などの民話と電車を掛け合わせた、
トンデモチョイスだった2007年の「電王」がフタを開けてみれば異例の大ヒット作品になったように、
鎧武もまた、大化けする可能性を秘めていると言えるかもしれません。
さらに鎧武が扱う武器は武士らしく、「刀」。
剣というよりも、あくまで日本刀のイメージに近い刃の武器を持っていますが、
この刀という要素も人気に拍車をかけるであろうものと思われます。
人気作品が名を連ねるコミック誌、週刊少年ジャンプの人気漫画には、
ワンピースやナルトなど刀を振るキャラクタ-がいるという共通点など、
直接的ではないにせよ、刀人気の影響力を考えさせる話はいくつかあります。
刀と特撮で言えば、まだ記憶にも新しいシンケンジャーの例にもあるように、
一定の人気を集めた例があります。
鎧武の持つ2本の刀は連結させて大振りのナギナタとして使えるそうですが、
画面で大きな武器を振り回す、これは映像映えするアクションを見せてくれそうです。
全体的なマスクのイメージはまさに兜。
額を飾る鍬形、頭部左右にある吹返しの造形により日本風の兜が再現されています。
鎧武の面は、最近の主役ライダーでは珍しくはっきり2つ目の複眼ではなく、
みかんの果実をカットした房状のパターンが並ぶ、ゴーグル状の複眼になっています。
どうやらこの複眼パターンは武装する果実のイメージで変わっていくようです。
一見、目立ちにくいのですが、アゴの部分の造形はまさにクラッシャー。
はっきりとした牙状のアゴは「キバ」以来となる仮面ライダーらしさを語る部分となっています。
改めて全身を見返してみると、青×黄色の配色は、
前作のビーストハイパー、前々作のメテオストームに見られた配色ですが、
この色合いは子供ウケがいいのでしょうか。
そうであればこの配色を主役に抜擢するのは自然なことなのかもしれません。
仮面ライダー鎧武には序盤から複数のライダーが登場するらしく、
鎧武以外にもバナナ、ブドウ、メロン、ドングリ(!?)のライダーが紹介されています。
フルーツという素材がいかに作品中で調理されていくのか、鎧武の大きな見どころです。
ここは中途半端に出し惜しみせずに果物でぶっちぎってほしいと思います。
おめもじでした。
タグ:鎧武
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