白い魔法使いドライバー研究 [「変身」研究]
「仮面ライダーウィザード」に登場する謎の存在、
通称「白い魔法使い」の腰に巻かれたベルトが商品化されました。
今までこういった変身ベルトの類にはさほど興味がなかったんですが…
白い魔法使いがお気に入りで、もともとウィザードのベルトのギミックは面白いと思っていたので、
とうとうベルトに手を出してしまいました。
ウィザード夏の映画に登場する新ライダー、「仮面ライダーソーサラー」も、
このベルトと同型のものを着けており、これからもまだ遊びの幅が広がりを見せそうです。
すでに周知のとおり、ウィザードライバーと若干異なる外観を持ち、
リング認識による音声のマイナーチェンジが施された新ベルトです。
「手」の発光部分の彫刻は白い魔法使いのマスクをイメージした模様に新調されています。
赤い色になっている輪郭は指先がツメのような形状にアレンジされ、やや不気味な雰囲気を生み出しています。
「手」の部分はまっ平らな形状ではなく、
わずかに弧を描きふくらんでおり、立体感を強調した形状になっています。
左右のレバーを上下させることで、「手」の向きをパパッと切り替える動作が魅力のウィザード系ベルト。
「両親指と手首部分」が左右対称に配置され、
手の向きを変えてもきっちり見た目が反転されるようになっていることがわかります。
左右の切り替え時にカチッと軽いロックがかかる構造になっていますが、
リングスキャン待機時にわざとどちらの向きでもない状態にすると動作がキャンセルされます。
手の部分はクリアスモークの樹脂で成形されており、
単純な黒にはない奥行き感があり、ベルトの持つ不思議なイメージを強調しています。
ウィザードマスクをイメージした抜き穴を持つスピーカーがベルト本体上部にあり、
ベルトを着けて遊ぶ際に音声を聞き取りやすい配置になっています。
やはり小さな子供が遊ぶことを想定している玩具商品だけあって、
安全でわかりやすい設計がいたるところに見られます。
電源スイッチは本体の右手側下部の目立たず、ベルトを着けていても操作できる位置にあります。
さらにON/OFFは〇と×という子どもでも感覚的にわかりやすいアイコンで印刷され、
スイッチON側のそばには小さな突起が設けられており、触覚だけでも判断できるようになっています。
白い魔法使いドライバーは単4電池3本を魔法の源としており、
ベルト裏側に電池ボックスが設けられています。
普通の家電などと違い、小さな子どもが誤って電池をなめたり飲み込んだりしないよう、
電池ブタにごく小さな穴がありそこに突起がはまることで簡易ロックがかかり、
簡単には開かない構造になっています。
電池交換の際には、突起をつまようじなどで押し込みロックを外すことで魔力(電池)を補充します。
ベルトを腰に巻きつける部分にも工夫があります。
ベルト両先端にある上下の固定ピンを本体に接続することで、腰へ巻きつけます。
この固定ピンはとなりのボタンを押して一度引っ込ませることで、本体へはめ込む構造になっていますが、
ボタンの周囲にはわざと小さな壁が立たせてあり、
誤ってボタンを押したり、万が一何かにぶつかったりしてもベルトが脱落しないように、
少し押しにくい構造にすることで安全に遊べるように設計されています。
変身ベルトに付属するチェンジ&エクスプロージョンリング。
ベルト本体から発信される電波を拾うことで発光するウィザードリング。
いずれもオレンジ色のLEDが仕込まれているらしく、スキャン待機時に近づけると指輪が発光します。
白い魔法使いの変身音はヒーとかドゴ-ンとか唱えるわけではなく、
なにやら荘厳なメロディが流れて最後にベルトの手の部分がオレンジ色に発光する流れ。
暗い場所でベルトをONにすると、
ベルトのカラフル発光がプロジェクターのように壁に投影されてキレイです。
まだまだ謎多き白い魔法使い。
魔法使いに協力的な立場かと思えば、なにやら表に見せぬ目的があるそぶりもあり、
今後どう立ち回るのか想像がつきません。
ともあれ、今後活躍の機会が増えることを期待したいですね。
それに白い魔法使いのマスコレも欲しいです。
おめもじでした。
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