ゾディアーツデザイナー、麻宮騎亜先生に会いに行こう! [ライダーデザイン研究資料]
「仮面ライダーフォーゼ」で一際強い存在感を示した怪人「ゾディアーツ」。
そのゾディアーツのデザイン原画を網羅した画集、
【麻宮騎亜 仮面ライダーフォーゼ デザインワークス When You Wish upon a Star】が発売されました。
サジタリウス、リブラなどの主要幹部のイラストに、見栄えのいい金の箔押しの文字装飾が目を引くこの画集。
そして発売を記念して、2つの関連イベントが催されました。
【著者サイン会&原画展】という、ライダーデザインに焦点を当てた当研究所としては、
ジッとしていられない嬉しい企画をみすみす見逃すわけにはいきません。
今回は麻宮騎亜先生のサイン会とゾディアーツ原画展の様子を紹介します。
現在、秋葉原の東京アニメセンターで公開中の「麻宮騎亜 原画展2012」は、来年1月14日までの開催です。
駅から場所は近く、入場も無料というありがたいイベント。
アニメセンター入口ではガラス一面にホロスコープス一同がお出迎え。
主な展示物は、主にホロスコープス12体・劇場版フォーゼに登場したキョーダインなど、
麻宮先生が手がけたキャラクターの直筆のデザイン画です。
各キャラクターごとに全身図、頭部の詳細図に加えて麻宮先生の解説コメントも添えられていました。
アニメーターとして活躍されていた経験の名残なのでしょうか、
スケッチには、水色のペンでアタリ線が入っていたり、
デザイン画でありながら、アニメの設定画稿やセル動画のような雰囲気がありました。
展示スペースの隅のガラスケースには一般ゾディアーツのデザイン画や、
ホロスコープスのラフスケッチなど、デザイン完成までに描かれた”開発途中”の絵も数点見られました。
そして、実際に撮影で着用された「ヴァルゴ・ゾディアーツ」のスーツが展示されています。
普段は画面や写真でしか見られない本物の造形物が間近で見られる貴重な機会でした。
ヴァルゴの持っていた杖、専用のマントもありました。
間近で見て初めてわかることも多く、生身の人間が入るだけあってかなりボリュームがあり、
細かなディテールもよく観察できました。
・くちびるには細いスリット(すきま)があり、いくらか呼吸しやすくなっている様子。
・首元と肩の「羽」の飾りは造形物だけでなく、本物の羽毛も使っている。
・星座の「星」部分は、透明な半球パーツの下にあるホログラムシートがキラキラ光る。
・ヴァルゴの指先には「爪」があり、クリアーピンクのネイルチップがくっついている。(デザイン画指定通り!)
・左手の大きな最輝星から連なる飾りには、ちゃんとカットストーンの入ったものが使われている。
館内の展示物は撮影ご法度なので、写真で紹介できないのが残念ですが、
小さなスペースながらも見ごたえのある展示でした。
館内に麻宮先生へメッセージを書けるブースがあったので、リブラのイラストをしたためておきました。
12月23日に秋葉原の書泉ブックタワーで100名限定の麻宮騎亜先生のサイン会がありました。
要事前予約・代金前払い・当日整理券を受け取る形で、私は42番でした。
会場は9階のイベントスペース、壁一面のガラスにMOVIE対戦アルティメイタムで、
麻宮先生がデザインしたキャラクターイラストが飾られていました。
会場にはイスがずらっと並び、私が来たときにはすでに数十名のお客さんが待機していました。
2割弱ほど女性のお客さんも見かけました。
開始時刻になると、ほどなく麻宮先生が登場、
簡単な挨拶とサイン会の流れについての説明がありました。
先生は本来はサインにはイラストを入れるそうなのですが、今回は人数が多いため、
ジャンケン勝負をして勝った人にかぎり、
名前のほか、好きなゾディアーツの絵を入れてもらえることが説明されました。
おそらくここで会場のみなさんは勝ったとき何を書いてもらうか、ひとしきり考えたでしょう。
もちろん私も一考、麻宮先生と同じ自分の星座であるうお座のピスケスを書いてもらおうか、とも考えました。
しかし頭によぎるのは「リブラ」の天秤頭。どうしてもあの怪しさに惹かれてしまう。
もう気分はジャンケンに勝って当然、リブラを書いていただくのは必然だと思い込んでました。
麻宮先生は私の順番が回ってくるまでに数十人のサインをこなされる。
ペンを走らせ続ける麻宮先生の手は無意識にリラックスしたがるはず、
それなら出しやすい手はパー。
パーに勝つにはチョキしかない!
自分の勝負手を決め、順番を待つ間、麻宮先生とお客さんのやりとりをうかがいました。
ジャンケンに勝ってガッツポーズを取る人、負けて、申し訳ない!と言われてしまう人。
なんとなく、しし座リクエストが多い印象だったこと。オリオン座なんてリクエストも。
サジタリウスは線が多くて大変だ、ともらしていた麻宮先生。(笑)
そわそわしながら40~50分ほど経ったころに私の順番が。
係りの人に整理券を渡し、麻宮先生に挨拶、いざグッパーよっ!
チョキ!VS麻宮先生:パー!
勝てたときのおやくそく、麻宮先生へリブラのリクエストをしました。
画集の見開きページに金色のペンで素早くペンを走らせる麻宮先生。
せっかくの貴重な機会なので、リブラがかっこよく見えるあおりのアングルで描いていただきました。
引き締まったアゴと結んだ口、垂れ下がる触覚にイヤリング。まぎれもないリブラ。
お皿のあいだには影も描いてくださいました。
ジャンケンには勝てる気満々でしたが、実際勝てて心底、ホッとしました。
なんと麻宮先生は、「仮面ライダーデザイン研究所」の当ブログタイトルも書き入れてくださいました。
写真を加工して文字を見やすくしたところ、ハッキリと確認できました。
しゃあしゃあとあつかましい2つの願いをサインにしていただき、本当にありがとうございました。
このデザイン画集は研究所の至宝として大切にしていきます。
おめもじでした。
関連記事
>ホロスコープス研究02 【リブラ・ゾディアーツ】
>ホロスコープス研究03 【ヴァルゴ・ゾディアーツ】
>ホロスコープス研究04 【レオ・ゾディアーツ】
そのゾディアーツのデザイン原画を網羅した画集、
【麻宮騎亜 仮面ライダーフォーゼ デザインワークス When You Wish upon a Star】が発売されました。
サジタリウス、リブラなどの主要幹部のイラストに、見栄えのいい金の箔押しの文字装飾が目を引くこの画集。
そして発売を記念して、2つの関連イベントが催されました。
【著者サイン会&原画展】という、ライダーデザインに焦点を当てた当研究所としては、
ジッとしていられない嬉しい企画をみすみす見逃すわけにはいきません。
今回は麻宮騎亜先生のサイン会とゾディアーツ原画展の様子を紹介します。
現在、秋葉原の東京アニメセンターで公開中の「麻宮騎亜 原画展2012」は、来年1月14日までの開催です。
駅から場所は近く、入場も無料というありがたいイベント。
アニメセンター入口ではガラス一面にホロスコープス一同がお出迎え。
主な展示物は、主にホロスコープス12体・劇場版フォーゼに登場したキョーダインなど、
麻宮先生が手がけたキャラクターの直筆のデザイン画です。
各キャラクターごとに全身図、頭部の詳細図に加えて麻宮先生の解説コメントも添えられていました。
アニメーターとして活躍されていた経験の名残なのでしょうか、
スケッチには、水色のペンでアタリ線が入っていたり、
デザイン画でありながら、アニメの設定画稿やセル動画のような雰囲気がありました。
展示スペースの隅のガラスケースには一般ゾディアーツのデザイン画や、
ホロスコープスのラフスケッチなど、デザイン完成までに描かれた”開発途中”の絵も数点見られました。
そして、実際に撮影で着用された「ヴァルゴ・ゾディアーツ」のスーツが展示されています。
普段は画面や写真でしか見られない本物の造形物が間近で見られる貴重な機会でした。
ヴァルゴの持っていた杖、専用のマントもありました。
間近で見て初めてわかることも多く、生身の人間が入るだけあってかなりボリュームがあり、
細かなディテールもよく観察できました。
・くちびるには細いスリット(すきま)があり、いくらか呼吸しやすくなっている様子。
・首元と肩の「羽」の飾りは造形物だけでなく、本物の羽毛も使っている。
・星座の「星」部分は、透明な半球パーツの下にあるホログラムシートがキラキラ光る。
・ヴァルゴの指先には「爪」があり、クリアーピンクのネイルチップがくっついている。(デザイン画指定通り!)
・左手の大きな最輝星から連なる飾りには、ちゃんとカットストーンの入ったものが使われている。
館内の展示物は撮影ご法度なので、写真で紹介できないのが残念ですが、
小さなスペースながらも見ごたえのある展示でした。
館内に麻宮先生へメッセージを書けるブースがあったので、リブラのイラストをしたためておきました。
12月23日に秋葉原の書泉ブックタワーで100名限定の麻宮騎亜先生のサイン会がありました。
要事前予約・代金前払い・当日整理券を受け取る形で、私は42番でした。
会場は9階のイベントスペース、壁一面のガラスにMOVIE対戦アルティメイタムで、
麻宮先生がデザインしたキャラクターイラストが飾られていました。
会場にはイスがずらっと並び、私が来たときにはすでに数十名のお客さんが待機していました。
2割弱ほど女性のお客さんも見かけました。
開始時刻になると、ほどなく麻宮先生が登場、
簡単な挨拶とサイン会の流れについての説明がありました。
先生は本来はサインにはイラストを入れるそうなのですが、今回は人数が多いため、
ジャンケン勝負をして勝った人にかぎり、
名前のほか、好きなゾディアーツの絵を入れてもらえることが説明されました。
おそらくここで会場のみなさんは勝ったとき何を書いてもらうか、ひとしきり考えたでしょう。
もちろん私も一考、麻宮先生と同じ自分の星座であるうお座のピスケスを書いてもらおうか、とも考えました。
しかし頭によぎるのは「リブラ」の天秤頭。どうしてもあの怪しさに惹かれてしまう。
もう気分はジャンケンに勝って当然、リブラを書いていただくのは必然だと思い込んでました。
麻宮先生は私の順番が回ってくるまでに数十人のサインをこなされる。
ペンを走らせ続ける麻宮先生の手は無意識にリラックスしたがるはず、
それなら出しやすい手はパー。
パーに勝つにはチョキしかない!
自分の勝負手を決め、順番を待つ間、麻宮先生とお客さんのやりとりをうかがいました。
ジャンケンに勝ってガッツポーズを取る人、負けて、申し訳ない!と言われてしまう人。
なんとなく、しし座リクエストが多い印象だったこと。オリオン座なんてリクエストも。
サジタリウスは線が多くて大変だ、ともらしていた麻宮先生。(笑)
そわそわしながら40~50分ほど経ったころに私の順番が。
係りの人に整理券を渡し、麻宮先生に挨拶、いざグッパーよっ!
チョキ!VS麻宮先生:パー!
勝てたときのおやくそく、麻宮先生へリブラのリクエストをしました。
画集の見開きページに金色のペンで素早くペンを走らせる麻宮先生。
せっかくの貴重な機会なので、リブラがかっこよく見えるあおりのアングルで描いていただきました。
引き締まったアゴと結んだ口、垂れ下がる触覚にイヤリング。まぎれもないリブラ。
お皿のあいだには影も描いてくださいました。
ジャンケンには勝てる気満々でしたが、実際勝てて心底、ホッとしました。
なんと麻宮先生は、「仮面ライダーデザイン研究所」の当ブログタイトルも書き入れてくださいました。
写真を加工して文字を見やすくしたところ、ハッキリと確認できました。
しゃあしゃあとあつかましい2つの願いをサインにしていただき、本当にありがとうございました。
このデザイン画集は研究所の至宝として大切にしていきます。
おめもじでした。
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