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新しいライダーデザインを考える 第1話 [ライダー・アレンジメント]

この仮面ライダーデザイン研究所では、
これから実験的に新しい仮面ライダーのデザインを発表していく予定です。

デザイン研究所と銘打つにあたり、
すでに活躍しているライダーたちのデザイン・造形の考察を深めるばかりではなく、
その観察や検証によって得た、魅力的なライダーのエッセンスをデザイン画に起こすことで、
より積極的に追求しようと考えます。

見れば見るほど仮面ライダーは適当に考えられたデザインではなく、
デザイン画からスーツの造形にいたり、シルエットから細部まで、
綿密にアイデアを盛り込まれて丁寧に作り込まれたものだとわかります。

数多くのライダーデザインは人それぞれ好みが分かれるでしょう。
あれやこれや言うだけでなく、自分でも書いてみることでそのデザインの妙を知ろうと思うのです。

この研究所で発表する第1弾の仮面ライダーはこちら。

仮面ライダーラインV

ライダーフェイスの特徴である丸い複眼の輪郭の一部のみを引き延ばして、
今までの複眼とは異なるイメージを模索したひとつの結果がこのデザインになりました。

また、ライダーフェイスに欠かせない頭部の突起、ツノのシルエットは、
複眼から左右上部へのびる区間によって表現されています。

複眼とツノをつなぐラインはそれぞれシルエットがきれいに”ひとつながり”に見えるよう、
視覚的に勢いと安定感を併存させるひとつの試みです。

どうも一般的に頭のテッペンがツルンとして突起のない形状はあまり好まれないらしいので、(個人的には好き)
視覚的にこれを感じさせないために、ツノの先端のカット角度と、
ヘルメットのV字の切れ込みのラインの角度を協調させることで、
ツルン感を意識させにくいように処理したつもりです。

目の下にある黒塗りのラインは、
石ノ森ヒーローや仮面ライダー1号のいわゆる”涙ライン”をイメージしたものであり、
正面から見て、上へと大きくのびるツノに対する視覚的なバランスを保つため、
横から見て、ヘルメット部分とクラッシャー(アゴ)部分の境界線に
メリハリを効かせる要素として盛り込みました。

顔にV字のエレメントが配されているので、「仮面ライダーラインV」としておきます。

自分で考えたオリジナルの仮面ライダーだ、と言いたいところですが、
そこまでオリジナリティがあるかは甚だ疑問です。

なので、ライダー・アレンジメントというプロジェクトとして発表していく予定です。
なお、デザイン画の無断転載はご遠慮願いたいと思います。

逆を言えばひとことコメントと掲載先を伝えていただければ、転載もOKという方向を考えています。

そんなことを気にするレベルではないかもしれません。
そんなことを気にするレベルになれたなら、かえってたいしたものじゃないか、と思います。


おめもじでした。
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